窓辺でくつろぐ、3つの工夫
広さを増やさずに、暮らしの余白をつくる。椅子ひとつから始める、窓辺の居場所づくり。

空いている場所に、役割を与えすぎない。
部屋の端に少し空間があると、つい棚を足したくなります。でも、その余白に椅子を一脚置いてみると、朝のコーヒーや夕方の読書の場所になるかもしれません。何を収納するかより、そこでどんな時間を過ごしたいか。住まいを整える最初の問いを、少し変えてみます。
朝と夕方、同じ場所に座ってみる。
窓の向きだけでは、心地よい場所は決まりません。朝は柔らかな光でも、午後は画面が見えにくいことがあります。休日に時間を変えて座り、まぶしさ、風の通り、外からの視線を確かめてみましょう。カーテンを閉めた状態でも居たくなるかが、ひとつの手がかりです。
通り道を、ちゃんと残す。
窓辺の椅子を置くときは、ベランダへの出入りとカーテンの開閉を忘れずに。床に紙を置いて家具の大きさを試すと、思ったより場所を取ることに気づきます。毎日の動線とぶつかるなら、軽く動かせる椅子や奥行きの浅いベンチも選択肢になります。
模様替えで変わらないところは、間取りから。
家具を移しても居場所がつくれないときは、収納が光を遮っていたり、動線が部屋の中心を横切っていたりするのかもしれません。下の設計ストーリーでは、収納を壁際にまとめることで窓辺を取り戻す計画を紹介しています。暮らし全体を見直したい方には、住まいのリノベーションで一緒に考えることができます。
文:くらし設計室 編集室


